欧州経済、薄氷の景気後退回避 ドイツ停滞が重荷に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR019BW0R00C23A8000000/
『欧州経済の先行きに不透明感が出ている。4〜6月期のユーロ圏の実質域内総生産(GDP)は速報値で前期比0.3%増と、3四半期ぶりにプラス成長に回復した。ただ米国と比べて景気の持ち直しは鈍く、欧州最大の経済大国ドイツは横ばいのゼロ%と低迷した。景況感の悪化も目立ち始め、景気回復のけん引役は不在のままだ。
「ユーロ圏の景気後退は電球のようについたり消えたりしている」。英HSBCのチーフ欧州エコノミスト…
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