トヨタ、中国事業で1000人削減 新車販売振るわず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM24CE30U3A720C2000000/
『【広州=比奈田悠佑】トヨタ自動車が中国事業で1000人を削減したことが24日、明らかになった。中国は電気自動車(EV)などへの市場シフトのほか、景気減速によって新車販売が振るわず、日系メーカーへの逆風が強まっている。
トヨタ中国法人によると、中国の自動車大手である広州汽車集団との合弁会社「広汽トヨタ」が約1000人の従業員について満了前に契約を終了した。トヨタ側は「足元の生産状況に鑑みた」と説明…
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『多様な観点からニュースを考える
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白井さゆりのアバター
白井さゆり
慶應義塾大学総合政策学部 教授
ひとこと解説
EVは動力電池、モーター、電子制御システムが重要で、電池開発が不可欠です。しかも自動運転やスマート化も進み、エンジン車とは異なる技術開発が必要で、参入も多く競争は激しくなっています。
販売市場は、中国、欧州、米国という世界3大市場ができあがりつつあり、今後世界でもっとも市場が拡大するのもEVなので、低価格で市民にも手が届くEVの開発が急がれます。
世界的な温暖化と異常気象の多発・規模の拡大により、気候変動・環境課題への世界の関心が高まり対策が迅速化する可能性もあります。
ESG経営の中で、SとGは各国の状況で異なり共通化は難しいですが、Eは地球課題として全ての国・企業が最も取り組むべきテーマです。
2023年7月25日 7:14 』