中国ハッカー、Microsoftのメール侵入 米国務省も標的

中国ハッカー、Microsoftのメール侵入 米国務省も標的
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1300Q0T10C23A7000000/

『【シリコンバレー=山田遼太郎】米国のサイバーセキュリティー当局は12日、中国を拠点とするハッカーが米政府機関職員らのメールアカウントに侵入していたと発表した。米マイクロソフトのメールシステムが狙われ、複数の米メディアによると、米国務省も標的に含まれていたという。

米国土安全保障省傘下のサイバーセキュリティー専門機関(CISA)が発表した。機密情報へのアクセスや大規模なデータ流出は現時点で明らかに…

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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
別の視点

これは事実だとすれば、ハッカーも問題だが、マイクロソフトのメールシステムはそんなに脆弱なのか、を聞きたい。もっといえば、マイクロソフトのシステムでさえ、簡単に侵入されてしまうならば、普通の会社の普通の人のメールはほぼ無防備な状態にあると理解する。そうであれば、ほんとうに大事な文章や連絡はメールではなくて、ファックスを使わなければならないかもしれない。
2023年7月13日 6:46 』