パキスタン,インダス河のカロット水力,順調に発電,年36億KWh,中国のBOT

パキスタン,インダス河のカロット水力,順調に発電,年36億KWh,中国のBOT
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『【日刊 アジアのエネルギー最前線】 パキスタン,インダス河のカロット水力,順調に発電,年36億KWh,中国のBOT
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2023年7月5日 水曜日 晴れ

パキスタン,インダス河流域のカロット(Karot)水力発電所については,過去にも本欄でも取り上げているように,出力72万KWの大規模水力で,中国の三峡集団によって,1年前に運転開始している,今回の国内紙の報道は,順調に運転を続けており,年間36億KWhを送り出してきた,

カロット水力は,中国が一帯一路を標榜する以前から,CPECと称する,中国・パキスタン経済回廊構想の一環で,中国が軍港グワアダール港に通ずる街道整備の中間点に位置する,既にこの構想は一帯一路の中に組み込まれているが,最近はパキスタン国内の反中感情が悪化して,中国も苦慮する

カロット水力の主要点,位置は,インダス支流,ジェラム川,カロト橋の直上流,マングラダムの74キロ上流,高さ約96mの重力式コンクリートダム,貯水池容積は約 1.6億立方m,総事業費は20億ドルとされており,中国系金融機関が資金を提供している,30年間のBOTと考えられる,』