国連安保理、マリPKO終了 ワグネルと組んだ軍政要求―治安悪化に懸念
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023070100064&g=int

『【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は30日、西アフリカ・マリで2013年から展開してきた国連平和維持活動(PKO)「マリ多元統合安定化派遣団(MINUSMA)」の終了を決めた。年末までの撤収を定めた決議を全会一致で採択した。
マリで武器調達企図か ワグネル、隠蔽工作も―米
20年にクーデターでマリの実権を掌握した軍政が、即時撤退を要求していた。軍政は旧宗主国フランスの駐留軍を追い出す一方で、ロシアとの関係を強化。ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルと手を組んでいる。軍政の利権とは無縁の地方で、MINUSMAは住民を守ってきた。撤収後の治安の悪化が懸念されている。 』