中国、改正「反スパイ法」を施行 AI駆使し監視・摘発

中国、改正「反スパイ法」を施行 AI駆使し監視・摘発
対象拡大、見えぬ運用
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM272HA0X20C23A6000000/

『【北京=田島如生、上海=多部田俊輔】中国は7月1日、改正「反スパイ法」を施行した。習近平(シー・ジンピン)指導部が重視する「国家安全」の確保に向け、人工知能(AI)などを駆使してスパイの疑いのある行為を監視する。摘発の対象が広がる一方、法運用の基準は見えにくい。現地の外国人や外国企業は警戒を強めている。

「国家安全の問題は複雑さと困難さを増している」。習国家主席がトップを務める中国共産党中央国家…

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