習氏の「威光」、席配置で演出 米国に軍事はゼロ回答

習氏の「威光」、席配置で演出 米国に軍事はゼロ回答
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM168I50W3A610C2000000/

『中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は19日、北京でブリンケン米国務長官と面会した。米中関係を安定させる重要性を確認した一方、軍事対話の再開を拒んだ。外交儀礼上、異例といえる席配置でブリンケン氏に応対し、自らの「威光」を演出した。

19日夜、北京にある米国大使館。ブリンケン氏は面会後の記者会見で「軍同士の対話チャンネルを確立する必要があると考えているが、中国は同意していない」と明かした。

米…

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『多様な観点からニュースを考える

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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
分析・考察

この映像をみて、笑うしかなかった。相手を侮辱するのは自分も傷つく。中国は大国として風格をみせたほうが、自分にとって大きなプラスになる。ただし、このような席順にして映像をみせた狙いの一つは間違いなく国内向けのパフォーマンスである。世界の覇権国家の国務長官でさえ、このざまだとみせることで、習主席への求心力はさらに強化されると期待されている。その代償はアメリカおよびその同盟国における中国のイメージダウンである。ただし、実害はない
2023年6月21日 6:45 』