漢文の『王子猷の行動』の書き下し文の読み・現代語訳教えてください

漢文の『王子猷の行動』の書き下し文の読み・現代語訳教えてください
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13242296158

 ※ 今日は、こんな所で…。

『【至急】漢文の『王子猷の行動』の書き下し文の読み・現代語訳教えてください❗

王子猷山陰に居りしとき、夜大いに雪ふる。
眠り覚めて、室を開き、命じて酒を酌ましむるに、四望皎然たり。
因りて起ちて彷徨し、左思の招隠詩を詠じ、
忽ち戴は剡に在り。
即便ち夜小舟に乗りて之に就き、
経宿にして方めて至るも、門に造りて前まずして返る。
人其の故を問ふに、王曰く、
「吾本興に乗じて行き、興尽きて返る。
何ぞ必ずしも載を見んや。」と。

なぜか『王子猷の行動』で探しても「昔、王子猷は山陰というところに住んでいた。生活のため〜」ばかり出て、「王子猷山陰に居りしとき、夜大いに雪ふる。」が出ませんでした…あまり有名ではない文なのでしょうか?急ぎなのでよろしくお願いいたしますTT』

『王子猷居山陰,夜大雪,眠覺,開室,命酌酒。四望皎然,因起仿偟,詠左思招隱詩。忽憶戴安道,時戴在剡,即便夜乘小船就之。經宿方至,造門不前而返。人問其故,王曰:「吾本乘興而行,興盡而返,何必見戴?」

王子猷(ゆう)山陰に居りしとき、夜大いに雪ふる。 眠り覺めて、室を開き、命じて酒を酌ましむるに、四望皎然(こうぜん)たり。 因りて起ちて彷徨(ほうこう)し、左思(さし)の招隠詩(しょういんし)を詠じ、 忽ち戴安道(たいあんどう)を憶(おも)ふ。時に戴は剡(せん)に在り。 即便(すなわ)ち夜小舟に乗りて之に就き、 経宿(けいしゅく)して方(はじ)めて至るも、門に造(いた)りて前(すす)まずして返る。 人、其の故を問ふに、王曰く「吾本(もと)興(きょう)に乗じて行き、興尽きて返る。 何ぞ必ずしも載を見んや。」と。

王子猷は山陰に居た時,夜に大雪が降った,眠りから覺めて,部屋を開けて,命じて酒を用意させた。四方を眺めると真っ白であり,そこで起って仿偟し,左思の招隱詩を詠唱した。そのうちに戴安道を思い出したが,その時分、戴安道は剡に居た。そこで、すぐに夜に小船に乗って、戴のもとを目指した。一晩かかり、やっと到着したが,門に至っても進まず引き返した。ある人が其のわけを聞いた,王は答えた「私はもとより興が乗ったので赴いて行ったが,興が尽きたので引き返したのだ,どうして必ず戴安道に会う必要があろうか(会わなくてもよい)」

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