仕組み債とは デリバティブで高利回り設定、元本毀損も

仕組み債とは デリバティブで高利回り設定、元本毀損も
きょうのことば
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB132VH0T10C23A2000000/

 ※ こういう説明聞いても、よく分からん…。

 ※ 大体、「デリバティブ」と聞いても、よく分からん…。

 ※ けっこう、文献も読んだりしたが、よく分からん…。

 ※ 分かっていることは、「先物」の一種だということだ…。

 ※ それで、「先物」とは、文字通り、「相場の先(将来)」の「当てっこ」するということだ…。

 ※ 「当てっこ」だから、今現在は「売買」の「資金」を持っていなくても、「保証金」だけで、「参加」できる…。

 ※ 現実に「売買資金」を持っていなくても、「これから先のある時点」での「売買」を約束するわけだからな…。

 ※ 「保証金」程度で、足りるわけだ…。

 ※ それで、その「保証金」の範囲内で、実際には「売買資金」を持っていなくても、「一定の金額内での、売買の約束」を許可するわけだ…。

 ※ そういうことで、現実の「売買資金」の少額所有者でも、「保証金」の範囲内でなら、やや大きい額の「売買の約束」ができる…、ということになる。

 ※ ここいら辺を称して、「レバレッジ(梃子)」とか言ったりするわけだ…。

 ※ 当たれば、「利益」も大きいが、当然の話しだが、外れれば「損失」も大きくなる…。

 ※ 見込みが外れても、自分の提示した(約束した)金額での「売買」を、強いられるわけだからな…。

 ※ 本来は、現実売買のリスクを「ヘッジ」したい、プロの金融屋が利用することで発展した「先物市場」だ…。

 ※ そういう海千山千の金融屋に混じって、「素人さん」が「相場を張ろう」というわけだ…。

 ※ それなりの知識と覚悟が必要となるのは、当然の話しだろう…。

『▼仕組み債 債券の一つだがデリバティブ(金融派生商品)を使い、複雑な仕組みを作り国債や社債よりも高い利回りを設定している金融商品。もともとはプロ向けに開発された商品だったが、最近では個人でも購入できるようになっていた。幅広い投資家に販売する公募型と対象を絞る私募型があり、多くの金融機関は公募型の販売を取りやめている。
デリバティブを組み込むことで投資家などのニーズに応じて満期やクーポン(利子)などを設定できるものの、オプション取引を組み込むため価格下落時に大きな損失が発生しやすい。個別株や為替相場などの参考指標があらかじめ定めた水準(ノックイン価格)を下回ると償還時に元本割れが発生したり、利益を出すことなく早期償還されたりする場合がある。

仕組み債の代表格の他社株転換債(EB)は個別株の値動きを参照にする。売れ筋は米テスラ株や米アマゾン・ドット・コム株などに連動する商品だった。テック株が調整色を強めた22年以降にノックインする事例が増えた。なかには3カ月で元本の8割を毀損した例もあった。

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