欧米の金融システム不安後退が支え(先読み株式相場)
https://www.nikkei.com/article/DGXZASFL22H1M_S3A320C2000000/
『22日の東京株式市場で日経平均株価は反発か。前日の欧米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、東京市場では買いが優勢となる見通しだ。欧米における金融システム不安の後退が支えとなる。日経平均は祝日前の20日終値(2万6945円)を400円以上上回る2万7400円が上値メドになりそうだ。
21日の米ダウ工業株30種平均は続伸し、前日比316ドル(1.0%)高の3万2560ドルで終えた。イエレン米…
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『イエレン米財務長官が21日朝、「銀行危機が悪化すれば預金をさらに保護する用意がある」と述べ、米当局が金融システム不安の拡大防止策を続けるとの観測が、投資家心理の改善につながった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、1.6%高だった。21日の欧州市場でもスイス金融大手の同業買収や各国中央銀行の迅速な対応で、銀行株を中心に主要株価指数が上昇した。
きょうの東京市場では幅広い銘柄に買いが先行するだろう。米長期金利の低下一服で外国為替市場では前営業日の20日夕に比べ円安・ドル高が進んでいることも支援材料となる。欧米の金融システム不安で祝日前まで日本株は下げ基調が続いたため、自律反発を見込んだ買いも入りやすい。日本時間22日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物6月物は前営業日の清算値より450円高い2万7120円で取引を終えた。
買い一巡後は伸び悩みそうだ。22日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が控える。米金融政策の先行きを見極める上で注目度が高く、朝方の買い一巡後は、積極的な売買を手控える投資家が多いとみられる。
22日は医療機関や企業向けにIT(情報技術)システムの構築などを手掛けるSHINKOが東証スタンダード市場に新規上場する。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕』