クレディ・スイス買収合意も不透明感(先読み株式相場)

クレディ・スイス買収合意も不透明感(先読み株式相場)
https://www.nikkei.com/article/DGXZASFL20HA3_Q3A320C2000000/

『20日の東京株式市場で日経平均株価は神経質な展開か。スイスの金融大手クレディ・スイス・グループの買収合意は一定の安心感につながりそうだ。一方で世界的な金融システム不安への懸念は残る。日経平均(前週末終値2万7333円)は2万7000円を中心に値動きの荒い展開になる可能性もある。

スイス金融機関最大手UBSは19日、同2位で経営危機に陥っていたクレディ・スイスの買収で合意した。買収額が30億スイス…

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『買収額が30億スイスフラン(約4260億円)相当となる株式交換で実施する。日本株には銀行株買いなどを通じて支援材料となる可能性がある。

米連邦準備理事会(FRB)など日米欧の6中央銀行は19日、中銀が協調して市場へのドル供給を強化すると発表した。金融機関がドルの資金繰りで目詰まりを起こさないようにし、米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻に始まった一連の市場の混乱に対応する。

ただ、欧米の金融システム不安の収束にはなお懐疑的な見方もある。21〜22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、金融市場には先行き不透明感も漂う。17日の米株式市場では、米ダウ工業株30種平均は前日比384ドル(1.19%)安の3万1861ドルで終えた。

日本時間18日早朝の大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物6月物は前日の清算値より330円安い2万6700円で取引を終えた。

個別ではマクセルに注目だ。19日付の日本経済新聞朝刊は「大容量全固体電池を世界で初めて量産する」と報じた。全固体はリチウムイオン電池に替わり電気自動車(EV)向けなど次世代電池の主流になるとされる。今夏に工場のロボット用に生産を始めるという。

国内では日銀が金融政策決定会合の主な意見(3月9〜10日開催分)を公表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕』