中国・王岐山氏、共産党大会欠席か 12日から外国訪問
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM11AG30R11C22A0000000/
『【北京=羽田野主】中国外務省は11日、王岐山(ワン・チーシャン)国家副主席が12日から13日にかけてカザフスタンを訪問すると発表した。アジア相互協力信頼醸成会議(CICA)首脳会議に出席する。中国では指導者級が外国訪問した場合でも、10日間程度の隔離をしており、16日開幕の共産党大会に出席するのは難しくなりそうだ。
共産党幹部の人事を決める5年に1度の党大会は22日ごろ閉幕すると見込まれている。王氏がカザフスタンから帰国して10日間程度の隔離をした場合、活動を再開できるのは24日前後になる。党大会は閉幕している可能性が高い。
王氏は2017年に最高指導部の政治局常務委員を引退した。党序列200位以内の中央委員でもないが、今回、党大会の運営を取り仕切る主席団のメンバーに選ばれるとの観測があった。
王氏は12年の習近平(シー・ジンピン)指導部の発足に伴い、党内の腐敗や汚職を取り締まる担当のトップに就いた。習氏と溝のある幹部を相次ぎ摘発してきた。
最近はかつて王氏を支えた秘書や旧知の企業家が相次ぎ捕まり、実刑判決を受けている。党内では来年春に国家副主席も退くとの見方が大勢だ。』