家康の決断
https://wedge.ismedia.jp/ud/books/isbn/978-4-86310-258-3

『家康の決断
城島 明彦:著
絶体絶命! ピンチの連続! 三河の弱小大名から天下人にまで上り詰めた家康の決断とは?大河ドラマ「どうする家康」の予習にもなる、異色の歴史教養本
定価:1,650円(税込み)
四六判並製 256ページ
発売日:2022年11月18日
ISBN:978-4-86310-258-3』
『◎絶体絶命! ピンチの連続! 波乱万丈!
三河の弱小大名から天下人にまでのぼり詰めた徳川家康。
大河ドラマ「どうする家康」主人公の「決断」とは?
――――――――――――――――――――――――――――――――――
天下人となり成功者のイメージが強い徳川家康。
だが、その人生は絶体絶命のピンチの連続であり、波乱万丈に満ちていた。
家康の人生に訪れた24の大きな「決断」を読者が追体験しつつ、
天下人にのぼりつめることができた秘訣から、
現代に通じる教訓に迫る。
大河ドラマ「どうする家康」の予習にもなる、異色の歴史教養本。
【築山殿事件】苦渋の選択で築山殿と長男信康を自害に追い込む
【三方ヶ原】武田軍に大敗北を喫して学んだ勝つための戦術
【本能寺の変】険しくとも相手の虚をつくルートをとった伊賀越え
【天正壬午の乱】空白地の甲斐信濃に即出兵し周りを牽制する
【豊臣臣従】「鳴くまで待とうホトトギス」臣従という選択肢
【大老筆頭】五大老のトップとして政治的影響力を高める
【関ケ原合戦】豊臣系大名をうまくてなづけた一大ギャンブル
【幕藩体制】将軍として260人の大名と主従関係を築く
【大御所政治】将軍職をすぐに秀忠に譲り豊臣家を牽制
【豊臣家滅亡】平家滅亡を教訓に豊臣家を断絶させる 他
――――――――――――――――――――――――――――――――――
<本書の目次>
序 章 天下取りに隠された数々の「決断」
第1章 弱小大名が生き残るための「賢断」
第2章 京から決死の脱出を図る「即断」
第3章 ナンバー2の道を選んだ「果断」
第4章 天下分け目の戦いを制した「勇断」
第5章 徳川250年体制を盤石にした「英断」
※内容は予告なく変更となる可能性がございます
著者プロフィール
城島 明彦 (じょうじま あきひこ)
昭和21年三重県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。 東宝を経てソニー勤務時に「けさらんぱさらん」でオール讀物新人賞を受賞し、作家となる。『ソニー燃ゆ』『ソニーを踏み台にした男たち』などのノンフィクションから 『恐怖がたり42夜』『横濱幻想奇譚』などの小説、歴史上の人物検証『裏・義経本』や 『現代語で読む野菊の墓』『「世界の大富豪」成功の法則』 『広報がダメだから社長が謝罪会見をする! 』など著書多数。「いつか読んでみたかった日本の名著」の現代語訳に、 『五輪書』(宮本武蔵・著)、『吉田松陰「留魂録」』、『養生訓』(貝原益軒・著) 、『石田梅岩「都鄙問答」』、『葉隠』(いずれも致知出版社)がある。』
※ 【天正壬午の乱】以外は、大体知ってるエピソードだ…。
※ 家康で、オレが一番「疑問」に思っていることは、長男信康を「自害」に追い込むほどの「圧迫」を受けたのに、信長に反逆せずに忠義を尽くした点だ…。
※ 普通だったら、この時代の損得勘定を弾き出せば、信長を裏切って武田に付くだろうと思うよ…。
※ それを「しなかった」「させなかった」要因は、何だったのか…。
※ あるいは、「信長」という武将が「配下に見せてくれる」「未来絵図」だったのか…、とも思う…。
※ 後に、「天下布武」で示されることになる「新しい国のかたち」、そこに家康も賭けたのか…、とも思う…。
※ 武田では、所詮は「旧態依然」の「国のかたち」だからな…。
※ 光秀は、「そこを見損なった」とも思うんだよね…。
※ フタを開けてみれば、「支持」がそれほど無かったからな…。