過去半年、朝鮮半島の降雨が異常に少なかった
ストラテジーペイジの2022-3-30記事
https://st2019.site/?p=18982
『過去半年、朝鮮半島の降雨が異常に少なかった。そのため、今年の農業は旱害にやられて、北鮮ではまた飢饉となるであろう。韓国も、例年よりも大量の穀物の輸入を強いられるはずだ。
米国による、対露の経済制裁が、対支に波及する事例。
米国に「Figma」という会社があり、オンラインで、商品ハードウェアやソフトウェアの共同設計の便宜を提供していたのだが、ここに中共企業がアクセスすることができなくされた。
これにDJIが直撃された。DJIは、同社サービスの大ユーザーだったのだ。中共の顧客企業としては、DJIが最大だった。
「Figma」のおかげで、DJIはそのドローン商品のアップグレードや進化を最高速で実行できていたのである。
他にも、「Figma」からソフトウェアのデータを買って自社商品に組み込んでいる中共企業は複数ある。
DJIに関しては、同社独自の特許もすでに多く、また、儲けを自社開発部門に投資してきたので、「Figma」を使えなくなるダメージは乗り越えられるだろう。
Figmaの設立は2012年で、DJIはその6年前からある。
Figmaの企業価値はいま、100億ドル。DJIは230億ドルである。
米国政府は2017以降、DJI製品の調達を禁じている。
その穴を埋めさせたのが、フランスのパロット社(初期にはDJIのライバルだった)の〔在米工場製の?〕マイクロクォッドコプター(ANAFI USA)。米陸軍が2019年に同社に、DJI同格機を開発させた。そしてフランス軍も2021年に、それを300機、発注している。
フランス軍特殊部隊が使っているANAFIクォッドコプターは、自重500グラム。滞空32分可能。夜でもビデオ画像を送ってくる。人間であれば〔昼間〕、2km先から視認できる。
ローターのノイズは130m離れていれば、敵兵には聞こえない。』