“韓国人「日本の汚染水放出について韓国はIAEAに任せずに日本からの資料を要求し、自らも影響分析をするべきだ!」……もう「影響はほぼない」って結論が韓国でも出てるんだよなぁ”
http://rakukan.net/article/485179079.html
『[経済直筆]このままでは日本汚染水放出防げない(京郷新聞・朝鮮語)
東京電力は先月17日には影響評価報告書発表という重要な手続きを進めた。汚染水を「多核種除去設備」を経て処理し、海水をポンプで引き出して汚染水を希釈した後、海底1キロトンネルを作って海に排出するという具体的な案を提示した。 (中略)
国際原子力機構も日本の計画に合わせて手続きを進めている。日本政府が去る4月、放射線汚染水海洋放出を公式決定すると、国際原子力機関は安全性検証準備団を日本に派遣した。そして今月10日、安全性検証中間報告を来年中に仕上げると発表した。このような進行の中で韓国はどのように対応すべきか?日本の放射線汚染水の放出を防ぐために資料が必要です。何度も提起したように、独自に安全性評価を進めるべきである。日本の影響評価報告書には、韓国に汚染水が到達して被害が発生するかは、最初に評価対象にない。
日本の立場では汚染水が海に拡散すると放射線濃度が安全数値内に落ちるということで、汚染水が韓国まで到達するかについては研究する必要がない。韓国民の不安は韓国政府が解決しなければならない。韓国は放出された汚染水がどのような海洋経路を経て韓国の海に到着するのか独自の研究結果を持っていなければならない。この客観的根拠をもって対応しなければならない。 (中略)
海洋放出の危険性を提起するためには、日本を相手に、絶えず資料を要求し、科学的分析結果を蓄積しなければならない。国際原子力機関に任せてはならない。
にも関わらず、原子力安全委員会は独自の影響評価をしていない。日本原子力規制委員会から今年8月31日に受けた汚染水関連資料が何なのかも公開せず、その資料に対する分析すらしなかった。原安委に情報公開請求をして受けた回答だ。もともと日本にどのような資料を要求したのかさえ公開を拒否した。公開する場合、国家の重大な利益を著しく害する恐れがあるというのが非公開の事由である。
日本は汚染水海洋放出に何の問題もないという具体的な資料を出しているが、原安委はこれに対して国民に何の説明もしていない。
密室行政では、どのような決定をしても国民を説得できない。国民が不安から抜け出せなければ、その被害は国民と水産業に戻る。今市民は不安だ。国際環境団体グリーンピースは、日本の計画通りなら日本が汚染水を放出するのに30年かかると分析した。このように長い期間、国民が安心できない状況があってはならない。
(引用ここまで)
韓国の左派紙である京郷新聞に掲載された「日本の汚染水放出を止めなければならない」というオピニオン。
書いている人間は弁護士とのことで専門家でもなんでもない人物。
ただまあ、韓国人が日本の処理水放出について思っていることをおおよそ代表している感じなのでピックアップ。
「IAEAには任せておけない」
「日本に透明性を求める」
「日本に資料を求める」
「韓国政府も資料を揃えよ」
……って感じですかね。
韓国の専門家集団である原子力安全委員会は、処理水放出について「科学的に問題はない」との報告書を作成しています。
また、原子力研究院に所属する研究員も「韓国への影響は微々たるもの」という報告書を作製しています。
なお、この研究員は「国の意向に逆らう報告書を流出させた」として、懲戒処分となっています。ザ・韓国。
ま、斯様に韓国側でも科学的に問題ないという結果になっているのですが。
それと「日本が韓国に対して被害を負わせようとしている」と思いこむ感情は別、ということでしょうね。
ムン・ジェイン大統領が「汚染水放出を国際海洋法裁判所に提訴せよ」とか言い出したのなんかその粋たるものといえるのではないかな。
というわけで、韓国は「日本のやることが許せない」というだけなのです。
許せなければどうだって話になるのですが。
単に「許さない」というだけの模様。
IAEAもアメリカもさくっと日本の方針を支持している。
あれは菅政権のファインプレーでしたね。
韓国では大統領候補のひとりであるイ・ジェミョンも京畿道知事時代に「太平洋沿岸諸国の都市に自治体の長として共助を求めるメールを送った」だの「これから(日本と)命がけの闘いがはじまるのだ」とか言っていましたっけ。
ただし、メールの返事はゼロだったようですが。
まあ、どこの誰と戦うのか知りませんがご自由にどうぞ、というところかな。
韓国をまともに相手にすると障害になるだけなので積極的な無視を貫いている現状は大正解といえるでしょうね。
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