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※ 『4日の会見で、問題とされた発言を撤回し、おわびも表明しましたが、会見を見た感じではご本人は何が問題であったのかをよく理解していらっしゃらないようにみえました。』
※ たぶん、そうなんだろう…。
※ しかし、この人の「もの事を、前に進める力(ちから)」に、これまで多くを負ってきたことも、確かだろう…。
※ さて、どこら辺が、「落としどころ」になるのかな…。
※ この期に及んで、今、森さんの「首をとった」ところで、何かいいことがあるとも、思えんが…。
※ 「厳重注意」で、お茶を濁すか…。それとも、「本人は、一旦、引かせて、目立たたない「名誉職」みたいなものに就けて、実務を担う「代役」みたいな人を、担ぎだす…。」とかか…。
※ さらには、「暴走を抑え、手綱を握る」べく「お目付け役」みたいな人を、付けるか…。
※ まあ、思いつく策は、そのくらいだな…。
『東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が、森喜朗会長の発言を巡り、理事会と評議員会のメンバーによる臨時会合を12日午後にも開催する方向で調整に入ったことが9日、複数の関係者への取材で分かった。会合は「懇談会」という形式をとって組織委の改革案などを話し合う見通しだ。
国内外で広がる反発に、組織委としての姿勢を示す必要があると判断したもようだ。理事会は主に組織委の運営に携わり、アスリート出身者や企業関…
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理事会は主に組織委の運営に携わり、アスリート出身者や企業関係者、国会議員らで構成する。評議員会は理事会の上部機関にあたる。男女共同参画について話し合うことも検討されている。
森氏は3日、東京都内で開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。女性を差別するものとして、国内外から強い批判があがった。
森氏は翌4日に記者会見し、「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現で深く反省している。撤回しおわびしたい」と謝罪したが、その後も組織委や東京都に抗議の電話が殺到するなど反発は収まらなかった。
組織委は7日、公式ウェブサイトで森氏の発言について、大会の精神に反する「不適切なもの」とする見解を示し、「ジェンダーの平等は東京大会の基本的原則の一つ」と表明した。
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矢野寿彦
日本経済新聞社 編集委員・論説委員
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ひとこと解説 森会長の「東京五輪はどんなことがあってもやります」との発言に対し、柔道で3連覇した野村忠宏さんがあるテレビの番組で「理由も根拠もなく何としてもやるんだという発言は正直、受け入れられないと思う」とコメントしたとの報道が目に止まりました。森会長をはじめとした関係者のオリンピックやスポーツを特別視する振る舞いが、国民の五輪離れにつながっています。前に進めるためにも、組織委は森発言できちんとケジメをつけるべきだと思います。
2021年2月9日 12:47いいね
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石塚由紀夫
日本経済新聞社 編集委員
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ひとこと解説 これだけ国内外から批判の声が上がると、組織委員会としてももはや看過できないのでしょう。残念ながら、森会長の女性蔑視発言を契機に世論はオリンピック・パラリンピック開催にも厳しい見方が広がっています。政府与党内でも、まだ擁護論があるようですが、国内外の認識と大きな隔たりを感じます。
注目は森喜朗会長がいかなる形であろうとも退任するか否か。
4日の会見で、問題とされた発言を撤回し、おわびも表明しましたが、会見を見た感じではご本人は何が問題であったのかをよく理解していらっしゃらないようにみえました。組織委側が何らかの動きを示さないと、ますますオリンピック・パラリンピック離れが加速しそうで心配です。
2021年2月9日 12:19いいね