https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2020/09/post-1185_1.php
※ 安倍辞任の背後にあるものを、考え続けていた…。
※ 当然の話しだが、米国のご意向が大きく反映しているはずに決まっている…。
※ いずれ、米国の国益を追求して行くに当たって、安倍さんが首相の座にあっては、不都合なことが増大した…、という話しだろう…。
※ その「不都合」の中身が、問題だ…。
米国の国益が増大する方向の「要因(特に、軍事要因)」を、列挙してみる…。
・米軍駐留経費の日本側負担の増額
・中距離弾道ミサイルの配備
・台湾有事の場合の、米軍・米艦船の港湾利用の増大
・台湾有事の場合の、米軍兵員・米軍軍事物資の輸送の便宜(公道を利用しての米軍 or 自衛隊が請け負っての陸送)
・台湾有事、朝鮮半島有事の場合に備えた武器・弾薬(戦術核を含む)の日本国内(おそらく、沖縄の米軍基地。さらには、横須賀・佐世保の原子力空母の母港を含む…)への配備・備蓄
・台湾有事の場合の、自衛隊(特に、海自)の艦船による、米軍の後方支援(場合によっては、飛行甲板を備えた艦船の海上基地機能の提供)
米国側の「世界戦略」で、最近特に「課題が浮上した」ものは、台湾有事の場合の対応だ…。
特に、コロナ禍で「米国戦艦」の「即応力」に、大いに「疑問符」がついた…。北京政権は、そこを突いてきた…。
それに対する米軍側の対応策は、上記のようなものとなるだろう…。
大体、現在の「安保法制」では、日本国自体が攻撃されていないのに、米軍or米艦船が攻撃されていないのに、「自衛隊」を動かすことができるのか?
こういうものに対して、安倍さんが「頑として、首を縦に振らなかった」としたら…。米側としては、「安倍の首を、すげ替えないと、ダメだな…。」という力学が働くだろうよ…。
※ そしてまた、日本側としては、ともかくも、トランプ再選となるのか、バイデン登板となるのか、見極めよう、それまでは時間を稼ごう…、という力学が働くだろうよ…。