貨幣
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A8%E5%B9%A3
支払決済手段、価値尺度、価値保蔵・・・「通貨」が持つ3つの機能
https://gentosha-go.com/articles/-/14236

※ オレが読んだものとは、言い回しや用語がちょっと違っているみたいだな…。
まあ、いい…。いろいろな「学説」が、あるんだろう…。それほど、大きくは違わんだろう…。
〔通貨の機能〕
1、価値を「計量」する(大根1本=100円とか…)
2、価値を「運搬」する(江戸時代だったら、旅籠代として、「小判」を胴巻きに入れて、持ち歩く…。現代だったら、買物に出るときは、「1万円札」「5千円札」を、持って出るとかな…)
3、価値を「貯蔵」する(「こー見えて、オレは、銀行に貯金が300万はあるんだ…。だから、な?いいだろ?…。」と、口説くとかな…。)
全て、目には見えない「経済的な価値」というものを、目に見える形にして、ヒトが操作できる形にしているものだ…。
しかし、この「経済的な価値」というものは、ヒトの「心理」に立脚しているものなんだよ…。
「経済的な価値」は、人間の「社会心理」だけに立脚しているものなんだよ…。
だから、何かのキッカケで、今まではみんなが「価値あるもの」と思っていた「心理」が崩れると、一瞬にして、「無価値なもの」となる…。
リーマンの時が、そうだった…。それまでは、「価値あるもの」だったハズの、「サブプライムローン」を組み入れて、構成していた「種々のローンの組み合わせ(詰め合わせ、パッケージ)」が、一夜にして、「信用できないもの」「無価値なもの」に成り下がった…。誰も、それまでは「つけていた値段」では、買ってはくれないものに、成り下がった…。それまでは、数百億の「資産」を計上していた「金融機関」が、その「資産価値」が「殆んどゼロ」という事態になった…(誰も、買ってくれない → 交換価値がゼロ → 資産価値がゼロ)。そういう金融機関に、誰が「融資」する?瞬く間に、「金融機能不全」は伝播し、世界的な規模での「金融機能不全」となった…。そして、その「不全」から脱却するまで、長い長い時間がかかった…。その間、世界経済は低迷した…。
日本でも、「ネカフェ難民」みたいな人達が発生し、無料の炊き出しに、職を失った人達が群がった…。中には、てくてく4時間も歩いて、やっと一食分の食事にありついた人も、いたそうだ…。「期間工」みたいな職に就いていたんだが、「雇い止め」されて、かつ、「寮」みたいな住居からも、追い立てくらったらしい…。
そういう「ヒトの心理」を、誰が完全にコントロールできる?
「恐慌」というものは、文字通り、「ヒトの心理」が作りだすんだよ…。
米国と言えども、そういう「世界恐慌」の引き金を「引きました…。」と、歴史の教科書に記載されたくは、無いだろうよ…。