https://jp.reuters.com/article/wirecard-accounts-debt-idJPKBN2433IN
『ソフトバンクグループによるワイヤーカードへの出資は、株式の直接取得ではなく、将来株式に転換する可能性がある新株予約権付社債(転換社債)の引き受けを通じて行われた。
出資の直後にクレディ・スイスは、ソフトバンクが保有する転換社債を裏付けにする9億ユーロ相当の新発債を投資家に販売。実質的なリパッケージ債(仕組み債)で、この販売はソフトバンクグループに利益をもたらした。
仕組み債は著名投資家ウォーレン・バフェット氏が投資する際、自身の投資会社、バークシャー・ハザウェイにもたらすリスクを抑えるために活用した手法として有名だ。
ワイヤーカードの仕組み債を現在保有する債権者は、今回の売却で多額の損失を被るとみられる。リパッケージ債NL205575421=は2日に額面1ユーロ当たり13.5セントで取引され、3週間前の73.5セントから急落している。』
※ 計算すると、大体、元値の18.4%の価値に下落した勘定だ…。元値の2割以下の価値に、下落したわけだ…。1000万の退職金を突っ込んだら、184万円の価値に下落した勘定だ…。
これだから、「投資」は、恐ろしい…。「仕組み債」とか、それこそ「仕組み」のよく分からないものに、投資すると目に遭うことになるという、いい例だ…。
「よく理解できないものには、手を出すな!」…。これが、「鉄則」だ…。たとえ、どんなに「表面利率」が有利であってもだ…。