https://www.epochtimes.jp/p/2019/10/47924.html
※ 『海外に基地を持っていない北朝鮮のSLBM実験が成功すれば、アメリカにとって軍事的な脅威になるのは間違いない。北朝鮮の潜水艦が日米の対潜哨戒網を逃れて太平洋に進出できれば、グアム・ハワイも攻撃目標になる。だがアメリカはSLBMの発射だけでは動揺していない。これはアメリカ軍が軍事の基本から見ているからだろう。そこで潜水艦の基本的な運用から説明したい。
1:基地で補給と整備
2:戦域に移動
3:戦域で活動
4:基地に帰還
潜水艦は戦域に24時間体制で活動することで戦力として機能する。それには基本的に最低4隻の潜水艦が必要。損害を想定すれば5隻の潜水艦で実戦部隊になる。これはアメリカ軍も使う潜水艦の基本的な運用の考え方だ。』
(執筆者:上岡 龍次(Ryuji Ueoka)
プロフィール:戦争学研究家、1971年3月19日生まれ。愛媛県出身。九州東海大学大学院卒(情報工学専攻修士)。軍事評論家である元陸将補の松村劭(つとむ)氏に師事。これ以後、日本では珍しい戦争学の研究家となる。)