太平洋国家・日仏の海洋協力拡大
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15143
『2019年1月11日、第5回日仏「2+2」(外務・防衛閣僚会合)が、フランスの北西部ブルターニュ地方にあるブレストという町で開催された。ブレストは、フランス第2の軍港である(第1の軍港は地中海に面すトゥーロンである)。日本からは、河野太郎外務大臣と岩屋毅防衛大臣が、フランスからは、ジャン=イヴ・ル・ドリアン欧州・外務大臣、フロランス・パルリ軍事大臣が出席した。同会合後には、33項目にわたる「第5回日仏外務・防衛閣僚会合 共同声明」が発出された。』 とのことだ。
もう5回も開催されたんだな…。
ブレストって、こんな位置。

こんな風に、フランスが日本への接近を図っている背景には、むろん、南太平洋におけるフランスの海外領土・権益の確保の狙いがある。

ジジイも、ずいぶんこの海域の諸国については、投稿を上げておいたが、この機会にまとめておこうと思う。
まず、南太平洋諸国のマップからだ。

この海域諸国においては、中国と台湾が、熾烈な承認争いを繰り広げた。

残念ながら、台湾の旗色は悪く、次々に中国支持の国が増加し、もはや台湾支持は、4か国くらいしか、残っていないようだ…。
トンガも、1998年に中国陣営に入った…。
それで、フランスとしては、この海域が完全に中国の支配下に入った場合、自国の権益がこれまで通り確保できるのか、懸念が生じて、日本への接近を図っている、と言うことなんだろう…。
中国が考えていることは、次のようなことだろう…。


そして、何よりも、中国としては、太平洋に自由に出入りしたい…。
そして、それを強力に阻んでいるのは、どこの国なのか…、という話しだ…。
