国際海峡とは。

『国際海峡(または「国際航行に使用されている海峡」)とは、公海や排他的経済水域(EEZ)の間を結び、国際的な航行に日常的に使われている海峡のことです。 [1, 2]

国連海洋法条約(UNCLOS)に基づき、沿岸国の領海内であっても、世界的な物流や交通の要衝(チョークポイント)として、諸外国の船舶や航空機に強力な航行の権利が保障されています。 [3, 4]

🛡️ 最大の特徴:通過通航権

通常の領海を外国船が通る際は「沿岸国の安全を害さない」ことが条件の無害通航権が適用され、潜水艦の潜航や軍用機の飛行は認められません。

しかし、国際海峡ではさらに強力な通過通航権(Transit Passage)が認められます。 [3, 4]

  • 妨げられない航行: 沿岸国は原則として外国の船(軍艦含む)や航空機の通航を停止・妨害できません。
  • 潜水艦・航空機もOK: 潜水艦が海中を潜航したまま通過することや、軍用機が上空を飛行して通過することが認められます。 [3, 4, 5]

🗺️ 世界と日本の代表的な国際海峡## 世界の代表例

  • マラッカ海峡:インド洋と南シナ海を結ぶ、日本にとっても極めて重要なエネルギー航路です。
  • ジブラルタル海峡:大西洋と地中海を結ぶ要衝です。
  • ホルムズ海峡:中東の石油輸送の大動脈です。日本政府は長年解釈の明言を避けていましたが、2026年に「通過通航制度が適用される国際海峡」であるとの立場を明確に打ち出しました。 [2, 3, 6]

日本の「特定海域」

日本の周辺には、国連海洋法条約上の国際海峡に該当する海峡が5つあります。

日本は領海法により、通常は12海里(約22km)とする領海の幅を、これらの海峡に限って3海里(約5.6km)に意図的に狭めています。これにより海峡の中央に「公海部分」を残し、外国船が自由に通れるようにしています。 [7, 8]

  • 宗谷海峡
  • 津軽海峡
  • 対馬海峡東水道
  • 対馬海峡西水道
  • 大隅海峡 [7]

国際海峡の定義や、日本周辺の法的な位置づけ(特定海域など)について、さらに詳しく知りたいポイントはありますか?

[1] https://ja.wikipedia.org
[2] https://www.rikkyo.ne.jp
[3] https://note.com
[4] https://crd.ndl.go.jp
[5] https://journal.jogmec.go.jp
[6] https://imidas.jp
[7] https://www.shugiin.go.jp
[8] https://9jo-tokyo.jp