アメリカの支援なしでもウクライナ優勢、ついに地上戦でもロシア大敗
https://www.thutmosev.com/archives/39716.html
『2025.07.14
第155独立親衛海軍歩兵旅団はロシア最精鋭部隊だったが5000人が全滅と伝えられている
振り子はウクライナへ傾いた
ウクライナ戦争の振り子は4年目に入ってウクライナ有利の方向に傾きつつあり、ロシアは次第に不利になり敗戦へと近づいている
ロシア軍は7月8日夜から9日にかけて750発近くのドローンとミサイルを発射し、報道によると死者は3人で負傷者は数十人だった
7月10日にも約420発の攻撃があり2人が死亡し16人が負傷、各地の集合住宅が標的となり小規模な火災が多く発生した
6月21日から22日にかけても370発のドローンとミサイル攻撃を実施し9人が死亡し33人が死亡したと報じられている
7月3日から4日朝にかけての攻撃ではドローン539機とミサイル11発が発射、1人が死亡、26人が負傷した
これらを合計すると2090発を発射して死者は15人、戦争初期には1発のミサイルで数十人や100人以上が死亡した事もあったが少なくなった
これは攻撃のほとんどが小型ドローンで行われていて命中しても爆発や火災の規模が小さいのと、大半が途中で墜落や撃墜されている
ソ連時代の大型ミサイルは既に打ち尽くして在庫切れになり、新たに生産しているのは小型で簡単に生産できるタイプと思われる
対するロシアはロシア中部の軍事工業都市イジェフスクで7月1日、ウクライナによるドローン攻撃で3人が死亡し45人が負傷したと発表した
6月1日にはウクライナによるロシアへの100機以上のドローン攻撃で、各地の空軍基地が攻撃され多数の戦闘機や爆撃機が破壊された
ロシアは集合住宅や民間人を標的にしたのに対しウクライナは軍事基地を標的にし、たった100機のドローンで軍用機数十機を破壊した
両者の空中戦では命中率や迎撃率の点でウクライナが圧勝しているが、発射したドローンの数ではロシアが多い
ロシアは最初から大半が迎撃されるのを想定して、囮のドローンを大量に飛ばすので”数百機発射して命中は数機”という事が多い
今後ロシアは苦しくなる
ロシア軍が持っていたソ連製の戦闘機や爆撃機も次第に数が少なくなってきて、前線に投入すると破壊や撃墜されるので活躍の場が少なくなっている
対するウクライナ空軍はもっと少数だがF16の数が徐々に増えていて、ドローン迎撃や地上攻撃に活躍してきている
ウクライナ軍にはNATO各国のAWACSなどレーダー機や軍事衛星の情報が提供されていて、英独仏などが提供した巡航ミサイルや対空ミサイルも「各国が派兵した兵士が操作している」のが暗黙の了解だという
空中戦ではウクライナが勝利しつつあるのだが黒海の海の戦いでもロシア黒海艦隊は機能しなくなっていて、ロシア本国に引き上げている
以前はクリミア半島を中心として黒海全体を支配していたが、ウクライナの海上ドローンによる特攻攻撃で大被害を出した
クリミア半島には最新の防空システムS400が配備されていたがドローン攻撃で全滅し、S300も攻撃されて丸裸になりつつある
ロシアが唯一優勢だったのが地上戦で数の多さを頼みとしてバフムートやアウジーイウカなどを攻め落として占領地を拡大した
だが24年後半からロシアの占領地は増えなくなり25年になると地上戦でも拮抗し、ロシア地上軍の劣勢も伝えられている
ロシア軍は夏季攻勢でズームィ州の占領を試みたがウクライナ軍が撃退し、ロシア軍は155海軍歩兵旅団が全滅する大被害を出した
これは日露戦争の203高地のような歩兵突撃を繰り返すロシア軍に対し、西側の協力を受けたウクライナ軍は様々なハイテク装備で監視したり精密攻撃をしたからとされている
米トランプ大統領はウクライナへの軍事支援を制限したが、にもかかわらず欧州や日本などの支援によってウクライナは優勢になった
「アメリカが居なくてもウクライナは勝てる」ということで、トランプは焦ったのかウクライナへの軍事支援を再開した(金は欧州が払う)
中国は相変わらず「民間協力」の枠内でロシア支援をしているが、ロシア経済が傾いているのもあって今後ロシアは苦しくなる
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