ウクライナ兵士のロシアの見方とプーチンの妄想、ウクライナの無人機攻撃

ウクライナ兵士のロシアの見方とプーチンの妄想、ウクライナの無人機攻撃
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5589711.html

『ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2025年3月13日、アメリカが出しているウクライナでの停戦案について、停戦のアイデアは支持すると述べた。

だが、停戦の性質について「疑問」が残るとし、いくつかの厳しい条件を提示した。

プーチン氏はモスクワでの記者会見で、ウクライナが11日にアメリカとの協議で合意した30日間の停戦案について、「アイデアは正しい。私たちはそれを支持する。だが、議論が必要な疑問がある」と述べた。

他6e3e8130-s hhgf方、ウクライナ東部では戦闘で負傷したウクライナ兵が次々と病院へ搬送されている。現地で取材するBBCのジョナサン・ビール防衛担当編集委員に、兵士たちは「ロシアは絶対に信用できない」と話した。参照BBC記事と映像 

、、、13日のプーチンの発言を、メディアは一斉に「ロシアが停戦合意を拒否」と報じた。

映像で語る負傷兵士は、ウクライナ東部の激戦地ポクロフスク(ポクロウスク)地域Pokrovsk areaで戦っていたウクライナ兵士で、ロシアがこれまで取ってきた、よく言えば陽動作戦、悪く言えば騙(だま)し討ちとも言える侵略を継続し、まるで被害者は自分たちだと言わんばかりFireShot Capture 43 – Peace talks are in parallel _ – https___の妄言を今も繰り返している事から、信用できないのは当然だろう。

ある兵士は、和平交渉は別世界の話だと語り、戦争は続くと覚悟しているようだ:Peace talks are in parallel universe。英文記事 

プーチンは時間稼ぎの中で、動員令を出して兵器の増産に懸命になっており、4月には大規模な攻勢に出て来るとの見方が在る。

トランプとの会談も無意味どころか、時間稼ぎに利用されたとも言えるだろう。

クルスクKurskのスジャSudzhaでウクライナ軍は撤退を余儀なくされ、一部は包囲されているとも言われる中、プーチンは「クルスクのウクライナ兵はテロリストだ」と発言した。

つまり、兵士の扱いはしない、捕虜にもしないと言う事で、残虐な行為に出ているのではと懸念される。プーチンは賭けに出ている。ロシア国内の不満が。いつ爆発するか分からないからだ。経済統計を見る限り、ロシアはすでに、明るい未来への出口の無い、袋小路に入っているのだが、、。

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プーチンの目指す事を、ワシントンポストは以下のように書いている。

「ウラジーミル・プーチンVladimir Putinがウクライナを征服しようと血なまぐさい作戦を続ける一方で、このロシアの指導者は国内でも同様に重大な変革をFireShot Capture 45 – images (JPEG Image, 259 ×指揮している。、、

ロシアが親クレムリン派の論者たちから「革命的大国」と呼ばれる存在へと変貌を遂げ、世界秩序を覆し、独自のルールを作り、大国によって勢力圏が分断された世界において、全体主義的独裁政治が民主主義に代わる正当な選択肢として尊重されるよう要求している、、。」、、

短くまとめれば、ウラジーミル・プーチンの妄想は、ウクライナ侵攻を利用してロシアを変貌させ、復活した超大国という彼の復活主義的ビジョンを、いかに実現しようかと企(たくら)んでいる。

つまり、ロシアとウクライナの停戦位で、到底この戦争は終焉しないのだ、、と思う。

対極に米国と言う、同じような企みを持つ民主主義大国が居る限り。この二人、ウクライナに関して同床異夢:The couple lived together but thought differentlyなのだ。 過去ブログ:2023年2月ロシア「青少年軍」加入式、祖国に忠誠:、、、プーチンの発言を聞く程に、第一次大戦で没落したドイツで急浮上した、ヒトラーの演説に酷似している。
Twitter–16-.webp (WEBP Image, 1240 × 620 pixels) – Scaled (91%) ボクダン映像記事による最新戦況:プーチン暗殺未遂事件発生!ウクライナ軍のドローンが通勤ルートを直撃!命の危機に震え、ついにモスクワ脱出の可能性浮上!次に狙われるのはクレムリン:、、、

右下図は、映像記事内で言及されたウクライナのドローン攻撃がされたとされる市街地■で、石油関連施設や軍需工場、軍事基地、修理基地などが在る。

記事では、その中でも大規模な精油所のあるヴォルゴグラードVolgograd、サラトフSaratovへの攻撃は、ロシア経済に大きな打撃を与えるだろうと解説されている。

両地域を含む図内の地域には、ウクライナはこれまでにも幾度か無人機攻撃を行っている。

ウクライナ無人機の実戦における性能向上は目覚ましく、日本の防衛構築に於いても、有効に利用できる関係の構築が望まれる。過去ブログ:2025年3月G7=主要7か国の外相会合現地2025年3月14日閉幕>停戦合意プーチン完全拒否:3月G7外相会合カナダで開催とウクライナ戦況:3月サウジでの米、ウクライナ間協議終了と米国責任論:3月NZ駐英大使が、チャーチルの発言を引用しトランプ氏批判:3月ゼレンシキー宇大統領、ロシア軍の大規模空撃による被害を報告:3月シリアの残存化学兵器と麻薬製造>クルドSDFが暫定政権に統合:3月トルコの獄中からPKK党首オジャラン氏がクルド人武装組織に対し解散を促す:

【詳細】ウクライナ情勢 ロシアがウクライナのシビハ外相Andrii Sybiha, Minister for Foreign Affairs of Ukraineは最近のインタビューで日本の貢献について言及し「日本はアジアの中で最も親しいパートナーだ。ロシアの侵略の初期段階から、絶え間なく支援を提供してくれている」と述べ、謝意を示したうえで、日本にこれから最も期待する支援については「もちろん復興だ。日本は真のリーダーだ。復興は日本企業にとってもチャンスだと思う」と述べている。

参考:【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(3月16日の動き):過去ブログ:2025年3月ウクライナで活躍する日建の地雷除去機「NIKKEN-V35」:』