欧州年金、トランプ下もESG堅持 米から仏に運用先変更

欧州年金、トランプ下もESG堅持 米から仏に運用先変更
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR27CND0X20C25A2000000/

『2025年2月28日 7:16 [会員限定記事]

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多様な観点からニュースを考える
伊藤さゆりさんの投稿
伊藤さゆり

【ロンドン=大西康平】欧州の運用業界でESG(環境・社会・企業統治)投資を守ろうとする試みが広がっている。英年金基金大手が主要な運用先を米国系からESGを重視するフランス系に変更し、投資家団体が運用での気候変動リスク対策の強化を訴える共同声明を公表した。トランプ大統領の就任を機に米国で深まる「ESG離れ」との違いが大きくなってきた。

英年金基金大手ピープルズ・ペンションは27日、仏アムンディに株…

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伊藤さゆり
ニッセイ基礎研究所 経済研究部 常務理事

分析・考察 競争力の向上につながる投資の不足を課題とする欧州。
域内に保険・年金の潤沢な資金がありながら、資本市場の厚みの差から、多くの資金が米国に向かうことが問題点とされてきた。
域内の資本市場の規制の調和を進める資本市場同盟、域内の貯蓄を投資に向けさせるため魅力ある投資商品作りなどを行う欧州貯蓄投資同盟などの戦略を進めようとしている。
ESGに背を向けるトランプ2.0の姿勢は、欧州の様々な取り組みの進展とともに、域内の貯蓄を域内の投資と言う流れを促進するのかもしれない。

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