「米がガザ所有」に批判相次ぐ 中東に加え仏英独中も
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR05BHT0V00C25A2000000/
『2025年2月5日 19:43 (2025年2月5日 22:21更新) [会員限定記事]
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渡部恒雄さんの投稿
渡部恒雄
【ドバイ=福冨隼太郎】トランプ米大統領がパレスチナ自治区ガザを「長期所有」すると発言したことに、中東をはじめ世界各国から批判の声が上がっている。イスラエル国内では対パレスチナ強硬派が発言を歓迎する一方で、慎重に受け止める向きもある。
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渡部恒雄
笹川平和財団 上席フェロー
ひとこと解説 トランプ氏の発言を額面通りに受け止めれば、彼のガザでの計画は「民族浄化」につながりかねない国際人道法違反となります。また米軍をガザに送ることは、トランプ支持者が強く支持してきたトランプ氏の主張でもある、対外軍事関与を極力避ける「アメリカ・ファースト」に反します。トランプ政権の関係者は、当然、このことを理解しており、政権関係者』