モスクワの住宅で爆発、親ロ派部隊創設者が死亡 暗殺か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR03CN80T00C25A2000000/
『2025年2月4日 3:25
ロシアの首都モスクワで3日に爆発が発生、親ロシア派の義勇兵部隊の創設者が死亡した=ロイター
ロシアの首都モスクワの住宅地で3日に爆発が発生し、親ロシア派の義勇兵部隊の創設者が死亡した。当局が捜査を進めており、暗殺の可能性もある。
ロシアメディアによると、3日朝にモスクワ北西部の高級マンションの玄関付近で爆発が発生、ウクライナ東部で活動するアルメニア人主体の義勇兵部隊の創設者、アルメン・サルキシャン氏や同氏の警備担当者が巻き込まれた。サルキシャン氏は爆発で重傷を負い、病院への搬送後に死亡した。
サルキシャン氏はウクライナ東部の部隊の指導者として、ウクライナ当局が指名手配していた。今回の爆発事故との関連は明らかになっていない。
モスクワではロシア軍幹部らを狙った暗殺事件が相次いでいる。2024年12月には電動キックボードにしかけられた爆発物が爆発し、ロシア軍高官らが死亡した。
22年2月のウクライナ侵略の開始後は保守派の著名人や軍事ブロガーを狙った爆発事件も発生している。』