韓国LCC機で火災発生、乗員は消火活動するだけで脱出案内などなし。乗客が非常扉を開けて脱出する……「セウォル号の教訓」とはなんだったのか

韓国LCC機で火災発生、乗員は消火活動するだけで脱出案内などなし。乗客が非常扉を開けて脱出する……「セウォル号の教訓」とはなんだったのか
https://rakukan.net/article/509703643.html

『2025年01月29日 カテゴリ:放火・火災コメント:(104)
タグ: エアプサン 火災 セウォル号沈没事故 いつもの韓国

韓国・LCC機火災、乗客自ら、非常用扉を開き脱出…「出火時に機内の緊急案内なし」(KOREA WAVE)

韓国・釜山の金海国際空港で28日深夜起きた格安航空会社(LCC)エアプサン機の火災で、出火時に機内で緊急案内がなく、乗客が自ら非常口を開き、脱出するという緊迫した事態になっていたことが判明した。

50代乗客は火災発生時の様子について「急に焦げる匂いがし、後ろを見ると炎が上がっていた。妻と他の乗客が協力して非常扉を開け、緊急脱出スライドを展開した」と語った。別の乗客は「火が見える中で、乗務員は荷物棚にバッテリーを入れたかと質問し、小型消火器を使おうとしたが、避難指示や案内は全くなかった」と証言した。

機内には「助けて」という叫び声が響き渡り、一部の乗客は押し倒される混乱も発生した。火災は航空機の後部荷物棚から始まり、瞬く間に機内が煙で覆われた。別の乗客は「火災発生後もアナウンスはなく、乗客が後部の非常扉を開いて脱出した」と述べた。

加えて、乗務員が緊急脱出スライドの使用を妨げたとの証言もある。慶尚南道密陽市在住の乗客は「自分の前の荷物棚から火が出た。非常扉を開けようとすると、乗務員に阻止された」と話した。
(引用ここまで)

 韓国で航空機事故がまたまたありまして。
 LCCのエアプサンが所有するA321-200の機内から火が出てほぼ全焼。
 離陸前だったので燃料満載しており爆発も危惧されたのですが、消防車が素早く駆けつけて鎮火に成功しています。
 乗員乗客は全員無事。

 この炎でよく燃料に引火しなかったもんだ。
 どうやら火災原因はモバイルバッテリーだったとのこと。
 こうしたニュースだけ聞くとすべてをうまく処理したかのように見えるのですが。

 まあ、韓国なのでそんなことはありません。
 火が出た当時、乗客の避難誘導をせずにまず火を消そうとしたとのこと。

 ……さすがLCC、機体が大事であることを知ってますね。
 なによりも機体の保全が大事ですから。

 なわけあるか。
 火が出たのを見た乗客が勝手に開けてスライドを展開して、脱出した……とのこと。

 まあ、火を消そうとするのはいいよ。でも、同時に脱出も進行しろって話だわな。
 なんでも「乗員が脱出扉を開けるのを妨げた」「アナウンスが一切なかった」との証言もあるそうで。
 あと一歩でセウォル号の二の舞じゃん。

 セウォル号や梨泰院での事故を経てもまだまだ安全に対する意識がまともじゃないんだよな……。
 明らかに行動動機が「機体>>>>乗客の命」ですからね。』