中国AIと開発競争、ASMLのCEO「勝者はまだ見えず」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR29DWG0Z20C25A1000000/
『2025年1月30日 5:02 (2025年1月30日 5:13更新) [会員限定記事]
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柯 隆大泉一貫
【ロンドン=湯前宗太郎】オランダの半導体製造装置大手、ASMLホールディングのクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は29日、中国の人工知能(AI)企業のDeepSeek(ディープシーク)により揺れるAI業界に言及した。今後も画期的なAIモデルを開発する企業が出てくるとした上で、「今は誰にも2030年時点の勝者は分からない」と述べた。
「低コストのAIモデル、喜ばしい」
ディープシークは中国…
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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
ひとこと解説 消費者にとって選択肢が多いほどいい。半導体チップの開発競争もいいことだが、消費者により高品質かつ安全なサービスの提供が最優先にされるべきである。この業界のルール作りがなされないまま、競争が繰り広げられているのは問題である。AIの応用がどこまで広がるかはまったく見通せないなか、ブレーキ役も必要になってくる。』