「革」という漢字

「革」という漢字
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『意味

①「かわ(動物の皮から毛を取り去り、日陰で干したもの)」

②「かわ製の楽器、武具、太鼓、たて、かぶと、よろいなど」

③「改まる」、「改める」(例:改革、革命)

④「易の六十四卦の1つ。旧を改めるかたち」

⑤「差し迫る」

⑥「病気が重くなる」、「病気が非常に重くて、今にも死にそうな状態になる」

[皮・革の使い分け]

「皮」・・・「なめしていない皮。動物の皮」(例:みかんの皮、虎の皮)

「革」・・・「なめした革」(例:革靴)

※「なめす、なめし革」とは・・・動物の皮は、柔軟性に富み非常に
丈夫だがそのまま使用するとすぐに腐敗したり、乾燥すると板のように
硬くなり柔軟性がなくなってしまう為、樹液や薬品を使ってこの欠点を取り
除く事を「なめす」と言う。そして、取り除いた皮の事を「なめし革」という。

成り立ち

象形文字です。「頭から尾まではいだ獣の皮」の象形から、「かわ」を意味

する「革」という漢字が成り立ちました。また、「改」に通じ(「改」と同じ意味

を持つようになって)、「あらたまる」、「あらためる」の意味も表すように

なりました。

読み

音読み:「カク」

訓読み:「かわ」

常用漢字表外:「あらた(まる)」、「あらた(める)」

※訓読み⇒()の中は「送りがな」

名前(音読み・訓読み以外の読み):「また」

画数

「9画」

部首

「革(かわへん(革偏)、かくのかわ(革のかわ)、つくりがわ)」

「革」を含む漢字一覧

部首解説:
部首:「韋(なめしがわ)」、「皮(けがわ)」と区別して、「革」を
「つくりがわ」と呼ぶ。「革」をもとにして、色々な種類の革製品を
表す漢字ができている。

成り立ち

象形文字です。「頭から尾まではいだ獣の皮」の象形から、「かわ」を意味

する「革」という漢字が成り立ちました。また、「改」に通じ(「改」と同じ意味

を持つようになって)、「あらたまる」、「あらためる」の意味も表すように

なりました。

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