DeepSeek「パニック大げさ」「AI普及に扉」米金融市場

DeepSeek「パニック大げさ」「AI普及に扉」米金融市場
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL27CJQ0X20C25A1000000/

『2025年1月28日 8:43 [会員限定記事]

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多様な観点からニュースを考える
佐藤一郎さんの投稿
佐藤一郎

【NQNニューヨーク=横内理恵】中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が低コストで開発した生成人工知能(AI)が台頭しつつあるとの報道を受け、27日の米株式市場ではAIインフラ関連とされる銘柄が軒並み売られた。AI開発競争の構図を大きく変えうるだけにショックが広がったが、米国のAI開発企業にどのような影響があるのか、アナリストのリポートなどから市場参加者の見解をまとめた。

◎米調査会社バーンスタインの半導体アナリスト、ステイシー・ラスゴン氏…

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佐藤一郎
国立情報学研究所 教授

ひとこと解説 生成AIなどで利用されている深層学習(ディープラーニング)は理論的に解明されていない。

従って技術的コアとなる学習モデルも試行錯誤を繰り返すことで改善が進んでいるが、そもそも現在の改善方向が最善である確証もないことになる。

オープンAIなどの大手が現在、構築している学習モデルとは違う方向性で、少ない計算量で高性能なAIを構築する技術が登場する可能性は考慮しておくべきだ。

 また、現状のようにAIが投資対象となり、高性能GPUが高額化すれば、学習モデル構築や推論(判断や生成)処理のための計算量を減らす方向のイノベーションは進むことになる。

その意味では高性能GPUが制限されている中国勢は侮れない。 』