5分でわかる!スラヴ人は住む場所によって宗教が違う?
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『ポイント
スラヴ人は住む場所によって宗教がちがう!?
高校世界史 中世ヨーロッパ世界の各国史5 ポ1 地図書き込みアリ
これでわかる!
ポイントの解説授業
lecturer_avatar 中世ヨーロッパ世界の各国史、第5回。
今回は「中世東ヨーロッパ諸国」の歴史に注目します。
lecturer_avatar ポイントの1つ目は「スラヴ人の特徴」です。今回の授業は 東ヨーロッパ (東欧)が舞台となります。現在の国名でいえば、ポーランドやクロアチア、セルビアなどが東欧に含まれます。
lecturer_avatar 東欧では、6世紀頃から スラヴ人 と呼ばれる民族が登場しました。ポイント1では スラヴ人の特徴 を学習します。
スラヴ人は、住む場所によって宗教が異なる!
lecturer_avatar スラヴ人は大きく3種類に分類されます。 西スラヴ・南スラヴ・東スラヴ の3つです。こちらを見てください。
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lecturer_avatar 地図には、スラヴ人の居住地以外にも 神聖ローマ帝国 と ビザンツ帝国 が記されています。そう、スラヴ人たちは これら近隣の大国から影響を受けていたのです。 神聖ローマとビザンツ、どちらが近くにあるかで、スラヴ人が受け入れる宗教も異なっていました。
神聖ローマの近くはカトリック、ビザンツの近くはギリシア正教の影響を受ける!
lecturer_avatar 西スラヴは 神聖ローマ帝国 のお隣です。彼らは神聖ローマの カトリック を受容しました。
lecturer_avatar 南スラヴは 神聖ローマとビザンツに挟まれています。 そのため南スラヴ地域では カトリックとギリシア正教が混在していました。
lecturer_avatar 東スラヴは ビザンツ帝国 の近くに位置しています。彼らは ギリシア正教 を受容しました。
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lecturer_avatar 以上、スラヴ人の分布と受容した宗教を紹介しました。西はカトリック、東はギリシア正教。南は両方とも影響を受け、宗教が混在していたことを覚えておきましょう。
この授業の先生
新里 将平 先生
「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。』