読めぬトランプ関税 カナダ・メキシコ、対応定まらず

読めぬトランプ関税 カナダ・メキシコ、対応定まらず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN21EA20R20C25A1000000/

『2025年1月22日 6:47 (2025年1月22日 9:03更新) [会員限定記事]

think!
多様な観点からニュースを考える
窪田真之さん他2名の投稿
窪田真之柯 隆青山瑠妙

【ニューヨーク=三島大地、メキシコシティ=市原朋大】トランプ米大統領が掲げる25%の関税を巡り、カナダとメキシコが対応を図りかねている。トランプ氏は2月1日にも発動する意向を示す一方、時期や手法などの具体性に欠く。カナダ、メキシコともに関税回避に全力を注ぐが、両者の対応には温度差も出ている。

「トランプ氏はいつものように熟練した交渉人だ。交渉相手の体勢を崩すためにはできる限りのことをするだろう」…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

多様な観点からニュースを考える
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

窪田真之のアバター
窪田真之
楽天証券 チーフ・ストラテジスト

ひとこと解説 関税発動に踏み切れば、米国も無傷ではいられない。メキシコ・カナダからの輸入品や輸入原材料・電力などを購入している米国の消費者や産業も価格上昇に苦しむことになる。』