マスク氏、OpenAI独走に焦り 訴訟で営利化に横やり
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN142P20U5A110C2000000/
『2025年1月15日 6:15 [会員限定記事]
think!
多様な観点からニュースを考える
蛯原健さんの投稿
蛯原健
【シリコンバレー=山田遼太郎】米起業家イーロン・マスク氏が米オープンAIの営利企業化に反対して起こした訴訟の審理が近く米裁判所で始まる。自らも人工知能(AI)の開発企業を率いるマスク氏が、オープンAIの独走に歯止めをかけようと横やりを入れる構図だ。AIを巡る主導権争いが法廷闘争につながっている。
米西部カリフォルニア州の連邦地方裁判所で近く審理が開かれる。当初14日に予定した審理は同州ロサンゼル…
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
多様な観点からニュースを考える
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
蛯原健のアバター
蛯原健
リブライトパートナーズ 代表パートナー
別の視点 訴訟の目的が「オープンAIを妨害し、自らに主導権を取り戻すためだ」と言い切るのはなかなかチャレンジングな意見だと考えます。少なくともマスク氏はここに至るまでに再三再四、AIの危険性対策の重要性について同社に強く説き、そこで意見対立した結果自ら別の会社を設立した経緯があります。本当のところはどうなのかは当事者のみぞ知る、でしょうが少なくとも幾許かの「動機善なり」の可能性は完全否定は出来ないでしょう。』