プーチンとの間のどのような休戦合意も、テンポラルな意味しかない。
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『Keith D. Dickson, Yurij Holowinsky 記者による2024-12-29記事「An Open Letter to Special Envoy for Ukraine and Russia General Keith Kellogg: The Strategic Realities of the War in Ukraine」。
プーチンとの間のどのような休戦合意も、テンポラルな意味しかない。3年もすれば、あやつはふたたび侵略戦争をおっ始める。よって西側は、もしも休戦が成立したならば、その3年間を無駄にせず、次の防衛作戦のための軍備をロシア以上に拡充して、あやつの次の奇襲を待たなければならない。
その3年間にウクライナに弱い政治リーダーがいてはならない。だからNATOは、休戦成立後に、ゼレンスキーの後釜に誰が座るのかに、関心を持たねばならない。そいつはロシアの手先であってはならない。
1994の露米英3ヵ国合同声明は、プーチンのクリミア切り取りによって、反故になった。ウクライナは、核を放棄したことによって、プーチンからの侵略を招いた。今のウクライナには核武装の権利がある。
西側諸国による対露経済制裁は、ロシアが2014の侵略地をすべて返還しない限りは、対露交渉の経過がどう展開しようとも、ひきつづいて維持しなければいけない。
ゼレンスキーは、失地については、それは本体を生かすために切除した腫瘍だった、と思って、諦めるべし。
この割譲領土が、ロシアにとって負債であり続けるように、しなければならない。そこが生産的な地域となることを許してはならない。※だったらクリミア半島の全周を、今から沈底機雷だらけにすることだ。ロシア単独の掃海では、安全化までに10年以上かかる。
休戦後のウクライナ空軍には、F-35を与えるべきである。また、フランス式の核武装を許すべきである。もちろん弾道ミサイルとともに。
NATO条約加盟国ではないが、訓練も装備も、NATOと共通化する。NATO演習には、ウクライナ軍も参加させる。
休戦条約においては、ウクライナはNATOに加盟させないと約束して可い。しかし将来のウクライナ軍の規模・装備内容について、いかなる制約も課させてはならない。』