韓国で起きた戒厳令騒ぎ……もしかしたら韓国の民主主義ってとんでもない欠陥を抱えてない? 国会→解散なし、大統領→辞任規程なし……国民の信を問う方法がないのでは……
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『2024年12月20日 カテゴリ:ユン・ソンニョルコメント:(85)
タグ: ユン・ソンニョル 弾劾 戒厳令
【リセットコリア】崩れた韓国の大統領制…内閣制が答えだ(中央日報)
12・3非常戒厳事態が収拾局面に入った。大統領は国会で弾劾訴追され、戒厳に積極的に参加した軍・警察の幹部も次々と拘束された。戒厳の違憲性と違法性については法曹界の意見がほぼ一致する。しかし依然として解決の糸口も見いだせない問題がある。それは政治改革問題だ。司法処理が結果に対する懲らしめなら、政治改革は事態の再発防止のための処方だ。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が現実とかけ離れた考えをし、さらに行動に結びつけた理由は、政治制度の欠陥と無関係でない。与党の役割を見てもそうだ。国民の力は戒厳宣言に関して大統領に完全にスルーされた。それでも大半の議員が弾劾訴追案投票で「大統領に対する義理」を前に出して反対票を投じた。政党とは何か。「ビジョン」と「規律」を備えて国を統治する集団的な力を形成する組織だ。現代政治は政党として組織された集団知性を通じて、指導者個人の気質的特性や逸脱を最小化する。しかし今回の戒厳事態で与党は政党本然の役割を全く果たせなかった。
野党はどうか。振り返ってみると憲法の安定性を先に揺さぶったのは共に民主党だった。民主党は過去2年半の間に18人の公職者を相手に弾劾訴追を乱発した。さらに党代表の腐敗捜査を妨害しようという意図で弾劾訴追を推進した。しかし弾劾は「刑事裁判的な処分が難しい条件で憲法侵害から憲法を保護する手段」だ。民主党は憲法が前提とするこうした暗黙的規則を無視した。
両政党の状態がこのようだ。不幸にも与野党の位置を入れ替えても状況は変わらない。「一極体制」という評価を受ける民主党が与党になれば、大統領とどんな関係を結ぶかは見なくても明らかだ。明白な憲政破壊にもかかわらず「義理」を前に出す国民の力が憲法に忠実な野党になるはずもない。
1987年の民主化以降の状況を見ると、少数与党の期間が多数与党よりも長かった。大統領と野党が対立したが、それでも憲法的権限を極端な方法で使ってはいない。だからこそ政府が持続できた。しかしこれからは違う。行政府と立法府の相互尊重という大統領制の規範が消えた。弾劾は日常的になるはずで、非常戒厳までではないとしても憲法の境界を行き来する危険な権限行使も乱舞するだろう。大統領制はうまく作動するどころか、維持することも不可能になった。過度な予測という人もいるかもしれない。しかし20年前まで弾劾は辞書でのみ目にするような言葉であり、戒厳宣言は10日ほど前まで妄想の領域にあったという点を考えてみる必要がある。
(引用ここまで)
韓国の政治体制にひとつ大きな問題がありまして。
任期途中で大きな問題が起きても、国民の信を問うことができないのですよ。
大統領は辞任することができず、国会も解散することができないのです。
行政と立法が完全に分断されていて、相互に関与することが難しい。
唯一、国会から行政(大臣や検察官)に対しては弾劾手続きを取ることはできますが、よほどの違法行動がないかぎり法裁判所から棄却されておしまい。
まあ、その棄却されっぱなしの弾劾を19連発して現在のところ全部棄却、なんなら審理にすら出てこなかったりするのですよね。
本当にただの嫌がらせだけでやってきたのがよく分かります。
国政を揺るがすような問題が起きても、韓国には一切「信を問う」方法がないのですよ。
大統領は1期5年。憲法に辞任規程なし。辞めるには弾劾されるしかない。
国会は一院制で解散がない。
任期終了時の風向きで国会の方向性が決まってしまって、その後の4年間はなにも動かない。
議員個人が不祥事やら亡くなるやらで変動するくらいしかないのです。
アメリカの議会も解散はないですが、上院下院共に2年ごとに選挙ありますからね。
選挙の機会、言ってみれば「国民が政治に関与できる機会」は少なくないわけです。
韓国の場合は大統領選、総選挙以外にはこれといって関与ができない。
結果として韓国ではデモになって「国民の気分はここにあるぞ!」ってアピールせざるをえないのですね。
国会では4年に1回、大統領選では5年に1回しか投票できないから。
……韓国の民主主義ってシステム自体に大きな欠陥があるんじゃないですかね。
冒頭記事では「内閣制を採用すべきだ」ってなっていますが。
実際に「国民の信を問う」手段は必要だと思いますよ。
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