「After Fleeing Syria, russia Will Try to Take Foothold in Libya Where the 3rd Civil War Can Break Out Any Moment」

「After Fleeing Syria, russia Will Try to Take Foothold in Libya Where the 3rd Civil War Can Break Out Any Moment」
https://st2019.site/?p=22677

『Defense Express の2024-12-17記事「After Fleeing Syria, russia Will Try to Take Foothold in Libya Where the 3rd Civil War Can Break Out Any Moment」。

    シリアのタルトゥス港から出ていくしかなくなったロシア海軍は、こんどはリビアのベンガジ港を借りることで、地中海でのプレゼンスを保ちたいと考えている。モスクワは、ベンガジを実効支配している武装集団頭目のハリファ・ハフターに働きかけている。

 ハフターは1980年代にソ連のフルンゼ軍事大学校に留学していた。だから腐れ縁がある。ただし90年代には米国市民権も取得している。そして96年に、反カダフィのゲリラを立ち上げた。

 2011年のアラブの春で内戦は進展。2017年、ハフター軍閥はロシアから大規模な支援を受け取る。2019年、首都トリポリを攻囲。だがトルコの無人機の干渉で攻略は失敗。2021年、リビア領内で休戦協定成立。

 元四つ星将軍のジェイムズ・スタヴリディスは、2020年に、リビアで起きていることは、ロシア対トルコの代理戦争なのだ、と解説している。ブルームバーグで。

 ※シリアで起きていることも、ロシア対トルコの代理戦争だ。プー之介がクルドを使ってエルドアンの留守中にテロを起こさせたことは、さすがにエルドアンを怒らせた。ロシア人の不思議な特性は、「人は怒って陰で復讐を推進することがある」というあたりまえの世間知を、欠いているらしいことだろう。不当な脅迫を受けたときも、人は自然に反発するものである。そこで兵頭の教え。「無害な他者を攻撃するな。有害な他者には必ず反撃すべし」。

 ※やはりDefense Expressによれば、クルスクでは、ドローン攻撃でやられたロシア兵の戦死体はそのまま長く放置されているのに、北鮮兵の戦死体はすぐにどこかへ片付けられているという。それを片付けているのは露軍であるらしい。』