ゴラン高原とは

『2019年3月23日 2:00 [会員限定記事]

▼ゴラン高原　中東のイスラエルとシリア、ヨルダン、レバノンに接する高原。北部の標高は約1200メートルあり、軍事上の要衝の一つ。イスラエルにとって重要な水源でもある。シリアの領土だったが、1967年の第3次中東戦争でイスラエルが占領し、実効支配している。国連はイスラエル領とは認めていない。

イスラエルとシリアは同高原を巡って度々交戦しており、1974年から国連兵力引き離し監視軍（UNDOF）が両国の停戦を監視している。日本の自衛隊もUNDOFに参加していたが、シリアの内戦激化で治安情勢が悪化し、2013年1月に撤収した。』