イーロン・マスクが米空軍に牙を剥く。

イーロン・マスクが米空軍に牙を剥く。
https://st2019.site/?p=22606

『AFP の2024-11-25記事「Trump ally Musk calls for US to replace fighter jets with drones」。

  イーロン・マスクが米空軍に牙を剥く。有人の次世代戦闘機なぞに国家予算をつけることはもう認めん。これからは無人戦闘機の時代なんじゃから。

 ※オイ、だったら有人の宇宙ロケットも「無用の長物」そのものだろ。なんでわざわざ大気圏外に生身の動物を送ってカネと資材を無駄遣いするんだ。

 マスクは「X」に投稿した。このドローン時代に飛行機にわざわざ人間を乗せて空戦させるのは、ただそのパイロットを殺すだけである。有人戦闘機は、時代遅れである。

 マスクは特に「F-35」を名指ししている。

 「いっぽう、ある馬鹿どもは、いまだにF-35のような有人ジェット戦闘機を製造しているのである」(Meanwhile, some idiots are still building manned fighter jets like the F-35)。

 マスクは書く。そもそも性能要求の段階からF-35は破綻していたのだ。あまりにも多くの人間が、あまりにも多くの要求を押し込んだことにより。なんでもできると標榜するけれども、均せば凡庸な、そのわりに高額で複雑な機械になったのだ。

 スイスの技術評論家 Mauro Gilli に言わせると、F-35が高コストなのは、人を乗せるからではなく、そのソフトウェアと電子機材の開発にカネがかかったためだ。そしてロシアも中共も、米軍にF-35とB-1があるがゆえに、多額の対抗措置を講じなくてはならず、他領域への自由奔放な投資を掣肘されているのである。』