米国、ウクライナに3700億円の軍事支援　国防相会談
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN030MK0T00C24A7000000/

『2024年7月3日 9:25

【ワシントン=飛田臨太郎】米国のオースティン国防長官は2日、ウクライナのウメロフ国防相と国防総省で会談した。およそ23億ドル（3700億円）の追加軍事支援を実施すると伝達した。

オースティン氏は会談で、地対空ミサイルの「パトリオット」や「NASAMS」の弾薬や対戦車兵器などを提供すると明らかにした。大統領権限で米軍の在庫から迅速に届ける。

「今、ウクライナは厳しい戦いの中にある」と語ったうえで「…

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『「今、ウクライナは厳しい戦いの中にある」と語ったうえで「ウクライナは孤立しておらず、米国の支援は決して揺らがない」と強調した。

北大西洋条約機構（NATO）の首脳会議が9〜11日にワシントンで開かれる。オースティン氏は「ウクライナのNATO加盟へのかけ橋となるような措置を講じる」と発言した。

ウメロフ氏は「将来的にNATOの一員となることができるか、皆さんと話し合うことを楽しみにしている」と述べた。

米国とウクライナは6月、10年間の軍事支援を担保する安全保障協定を結んだ。侵略を続けるロシアに対するウクライナの自衛能力を助ける。

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