われわれ民主党は今、じぶんたちの葬列を作って町なかを行進中である。

われわれ民主党は今、じぶんたちの葬列を作って町なかを行進中である。
https://st2019.site/?p=22232

『Jill Filipovic 記者による2024-6-28記事「Opinion: Jill Biden Must Step Up Now to Help Oust Her Husband」。

   われわれ民主党は今、じぶんたちの葬列を作って町なかを行進中である。バイデンの2期目などもはやあるわけがあろうか。

 副大統領のカマラ・ハリスには〔民主党内ですら〕人気がなくて、とても現大統領の代りになれない。その問題も放置されてきた。

 ※現職大統領が中風になったりしてその任に堪えないと認められれば、合法的に解職することもできるのだが、その場合、カマラ・ハリスが自動的に大統領となるしかなく、民主党として自殺である。とても11月にトランプと勝負するどころではなくなってしまう。だからこの手も使えない。

 破滅を避けるためのキー・パーソンは、ファーストレディのジル・バイデンだ。この人だけが、じいさんに出馬を自主的によしなさいよと仕向けることができる立場にあるので。

 全民主党員は数ヶ月前から、バイデンが2024選挙から降り、別な候補が立つことを望んでいたのだ。

 ※これは正確ではない。民主党の各州での議決や投票の手続きが何年も先行している。
つまりバイデン爺さんは「選挙で選ばれて来ている」のである。

それを、非選挙的な方法で今ひきずりおろしたら、「民主主義をないがしろにしているのはどっちだ」とトランプ陣営から揶揄されてしまう。

ゆえに、本人が「降りる」と言うしかないのだ。

しかしそれができない。ファンドライザーたちに巨大すぎる借りがあるからだ。いわば、政治的な借金まみれなので。ミシェルはそういう世界も嫌っているわけだ。

 もう時計を戻すことはできない。

 今から、バイデンの出馬を止められるのは、インナーサークルしかありえない。家族や近親者、古くからの盟友などだ。

 ※だからNYTのあの寄稿が載ったのだね。素早いぜ。

 もちろん、民主党の先輩大統領のオバマとクリントンも、引導を渡す役割りを引き受けられるだろう。

 ※ここに来るまで、巨億の選挙資金集め運動に、女房も駆り出されている。

拝み倒してカネを寄付させた人々が無数にいる。

それを考えたら、ジル・バイデンたるもの、いまさらどうしてバイデン下ろしの実行役になどなれようか。

すべては遅すぎるのだ。こんなことが米国で起きるのだ。』