「スカイノードS」は、出来合いのドローンに「後付け」ができる「マシンビジョン」である。
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『Svetlana Shcherbak 記者による2024-6-29記事「Ukraine Receives Skynode S Universal Machine Vision for Drones from American Company Auterion」。
「スカイノードS」は、出来合いのドローンに「後付け」ができる「マシンビジョン」である。
これをウクライナ軍が受領しつつある。
メーカーは米国の「Auterion」社。
メーカーの説明によると、「スカイノードS」は、画像識別機能と、「スウォーム」運用に対応しているフライトコントローラー機能をワンチップに収めた電子部品。
指でつまみあげられるような寸法だが、コンピュータ回路が発熱するらしく、軽金属の放熱ブロックがチップボードの片面に盛り上がっている。
これをまるごと、クォッドコプターに組み付ければ、光学センサーだけを頼りに敵の高価値目標を探し出して自律的に特攻する自爆ドローンができあがってしまう。航法も、GPSには依拠しないので、露軍の電波妨害は無駄である。
これを取り付ければ、特攻ミッションの成功率は従来の20%から90%に高められるとメーカーは吹かしている。
アウテリオンの事業本部はヴァジニア州アーリントンに置かれているが、R&Dセンターは、スイスとドイツにある。このチップは、米独宇の共同開発なのである。
※マシンビジョンをあっけなく実用化してしまったのはウクライナ人なので、その「ノウハウ」を米国が囲い込む必要がある。そのためのスキームだと思う。
CEOのロレンツ・メイヤーが『ブレーキング・ディフェンス』の取材に答えているところによれば、この製品をたった6ヵ月で開発したそうだ。
※心臓部分はウクライナ人がすでに概成し、戦場にて進化論的に淘汰洗練しつつあるので。
低空飛行しているときに立体障礙物が立ちはだかっているとき、パッシヴの光学センサーだけでそれを判別して、避けて通れる。』