火曜日にウクライナ軍が公表した統計を信ずるなら、もうじきロシアは、今次戦役で破壊された戦車のトータルが、…。
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『Ellie Cook 記者による2024-6-20記事「Russia Approaches Grim Milestone in Reported Tank Losses」。
火曜日にウクライナ軍が公表した統計を信ずるなら、もうじきロシアは、今次戦役で破壊された戦車のトータルが、8000両の大台に達するだろう。
発表の時点では、7987両を破壊しているそうである。
英国のシンクタンク、IISS=国際戦略研究所 の独自の集計では、2024-2月時点で、露軍は3000両以上の戦車を喪失。この数は、2022-2時点で露軍が持っていた現役戦車の総数よりも多いのだという。
また英国の国防大臣レオ・ドチャティは4月後半に語った。露軍は3000両弱の戦車を失った。装甲車なども含めたAFVトータルだと、1万両以上を失っている、と。
オランダに活動拠点があるオープンソース解析集団Oryxの見立てでは、2022-2いらい露軍は、すくなくも3139両の戦車を失った。これは写真によって確認ができる車体のみのカウントである。
2024-1月後半、英政府が推定したところでは、ロシアは現在、月産100両のペースで、戦車を製造できているようだと。
げんざい、露軍が保有するいちばん性能が確かな戦車は「T-90」だが、それすらも宇軍のFPVドローンで手もなくやられているのは公開動画の数々が示している通りだ。
※雑報によると「T-14」の試作車にはげんざい、152㎜砲の搭載が試されているという。最前線に出ることは諦め、はるか後方から野砲弾を発射するプラットフォームにするしかない、との判断か……。
Oryxによれば、露軍はこれまで144両の「T-90」を破壊されたことが、確認できているという。』