ベトナム、最高指導部メンバーまた失脚 ハノイ市書記

ベトナム、最高指導部メンバーまた失脚 ハノイ市書記
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM19C9V0Z10C24A6000000/

『2024年6月19日 22:46

【ハノイ=新田祐司】ベトナム共産党は19日、ディン・ティエン・ズン政治局員兼ハノイ市党委員会書記が辞任したと発表した。財政相の任期中に発生した企業不正の責任を取ったという。共産党の最高指導部「政治局」のメンバーの失脚が相次いでいる。

同日に開いた政治局の会合でズン氏の辞任を承認した。

ズン氏は2013〜21年に財政相を務めた。共産党発表によれば、16〜21年の任期に「指導力と責任の欠如により、多…

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『ベトナムでは不動産会社バン・ティン・ファットや総合商社AICに絡み、巨額の横領や贈賄事件が起きた。党は相次ぐ不正の原因が財政省党委員会の指導力不足などにあると糾弾。「国家予算に巨額損失と浪費をもたらし、債券投資家に損害リスクを負わせ、事業環境や社会秩序に悪影響を及ぼした」とした。

現在の政治局は21年に18人で発足した。22年末のファム・ビン・ミン副首相の解任を皮切りに、事実上の更迭と見られる辞任劇が続いている。ズン氏で失脚は7人目となった。5月に新たに4人のメンバーを追加しており、政治局員は15人になった。』