米大統領、ロシア領攻撃「限定的に」 直接対峙を回避
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN070BM0X00C24A6000000/
『2024年6月7日 15:20
【ワシントン=坂口幸裕、パリ=北松円香】バイデン米大統領がロシアとの緊張が高まって直接対峙に発展しないよう神経をとがらせている。ウクライナが米国から供与された武器でロシア領を攻撃するのを容認したものの、限定的に使うよう条件を課した。
「ウクライナが特定の標的を攻撃する場合、国境付近で(米製兵器を)使用するのを許可した」。バイデン氏は6日、米ABCテレビのインタビューで語り、こう続けた。「モスクワ…
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『米欧32カ国が加盟する軍事同盟「北大西洋条約機構(NATO)」は1つの加盟国への攻撃をNATO全体への攻撃とみなし、加盟国は攻撃された国の防衛義務を負う。仮に加盟国が送った武器をウクライナが使用し、ロシアが反撃すれば米国も関与は避けられなくなる。』