韓国メディア「台湾訪問後に訪韓予定だったインテルCEOにキャンセルされた……コリアパッシングが現実のものになってしまっている」: 楽韓Web
https://rakukan.net/article/503459046.html
『2024年05月26日
[単独]インテルCEO、6月訪韓中止…半導体コリアパッシングの現実化(亜洲経済・朝鮮語)
6月初めに韓国に来ると予測されていたファット·ゲルシンガー·インテル最高経営者(CEO)の訪韓が実現しなかった。
顧客·パートナー会社であるサムスン電子が最近経営陣交替を断行したのが一次的理由だ。
しかし、産業界では米国と台湾中心のグローバル半導体供給網で韓国の重要度が低くなっていると懸念している。 (中略)
業界では、彼がサムスン電子の主要経営陣に会って、人工知能(AI)半導体に必須のHBM(高帯域幅メモリー)DRAM供給拡大とAIPC事業協力などに関して議論するものと予測した。
だが、21日サムスン電子DS(デバイスソリューション·半導体)部門の首長がキョン·ゲヒョン社長からチョン·ヨンヒョン副会長に交替され、今後新しい出会いの場を持とうとするものと分析される。
(引用ここまで)
インテルのCEOが台湾訪問後に韓国を訪れる予定だったのですが、キャンセルされたとのこと。
時期的にComputex Taipeiのあとか。
先日、ちらと書きましたがサムスン電子の半導体部門の長が替わりまして。
替わったというか更迭されたというか。
サムスン側の方針がどうなるか分からないからってことでしょうかね。
韓国メディアでよく語られていることなのですが、「なぜ国外半導体企業は韓国に工場を建てようとしないのか」っていう。
なんで日本でばっかり工場が建つのかっていうね。
挙げ句の果てには後工程の試作ラインといえども、サムスン電子まで日本に投資するって始末。
なんでだって話についていえば、半導体サプライチェーンの再構築って意味で日本が便利に使われているってことですよね。
地政学的な意味でも「台湾以外なら日本でしょ」ってことになるのは当然。
今回の各国への半導体投資については中国からの影響を避けるために行われているもの。
だったら、今日の1本目、2本目を見ても分かるように中国からの影響力、圧力を受けまくっている韓国に建てる意味がないわな。
現在のところ、生成AIチップ用のHBMでアドバンテージがあるので韓国が完全に無視されるようなことはないでしょうが。
韓国が中国の影響を排除できない以上、地政学を考慮したら本来は相手をしたくない。
ま、そのあたりが解消できなければ「SKハイニックスとサムスン電子だけが韓国に投資する」構造は変わらないでしょうね。
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