米国、ケニアを同盟国指定 アフリカで安保協力強化

米国、ケニアを同盟国指定 アフリカで安保協力強化
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN240AZ0U4A520C2000000/

『2024年5月24日 7:11 (2024年5月24日 8:20更新)

【コロンバス(米オハイオ州)=飛田臨太郎】バイデン米大統領は23日、ケニアを同盟国に指定すると表明した。国賓として招いた同国のルト大統領とホワイトハウスで会談した後に明らかにした。

ケニアは「北大西洋条約機構(NATO)非加盟の主要同盟国」という位置づけになる。米国が戦略的な協力関係にある国を指定する制度で、日本やイスラエル、モロッコなどが入る。

サハラ砂漠以南のアフリカではケニアが初めて。バイデン氏は会談後の共同記者会見でイスラム過激派のテロ対策などで連携を強化していくと強調した。

アフリカではロシアが影響力を強めている。ニジェールは2023年7月のクーデターで軍政が実権を握り、ロシアと接近した。米軍は撤退することが決まった。

アフリカで米軍の存在感が低下すれば、テロへの抑止力が弱まる懸念がある。バイデン政権はケニアを軸にアフリカ外交を展開する方針だ。

ルト氏は共同記者会見で「民主主義の価値観に無関心な政権が加速度的に増えていることを深く懸念している」と述べた。』