在任20年、辞められぬラブロフ外相 対ロ外交は膠着か
編集委員 坂井光
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD078U10X00C24A5000000/
『ロシアのラブロフ外相の続投が決まった。74歳という高齢に加え、閣僚就任期間20年は新内閣で最古参となる。外交官一筋の官僚ながら余人をもって代えがたいというプーチン大統領の判断が意味するところはなにか。
実はラブロフ氏は、プーチン氏が4期目となる2018年の組閣時にすでに辞意を表明していたとされる。当時は現地メディアでも辞任説が有力だった。年齢や在任期間の問題に加え、重責が続いたこともある。
ラブ…
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