ウクライナ製の無人震洋艇。2023年モデルをアップグレードした2024年モデルの詳細

ウクライナ製の無人震洋艇。2023年モデルをアップグレードした2024年モデルの詳細
https://st2019.site/?p=22075

『ストラテジーペイジの2024-5-4記事。
   ウクライナ製の無人震洋艇。2023年モデルをアップグレードした2024年モデルの詳細がわかった。

 爆薬は859kg内臓。
 後続距離1000km。
 コストは21万6000ドルである。一艇あたり。

 オプションとして、「RPV-16」という、サーモバリック弾頭のRPVを6発、無人艇から前方へ投射できる。そのレンジは600m。爆発すると中心温度は摂氏2500度になる。爆発威力は半径80mに及ぶ。

 建物の内部をまんべんなく破壊するのに、この弾頭は適している。

 ただし、サーモバリックは、水中では何の威力もない。爆発するためには、まず大気中の酸素と混ざる必要があるからだ。

 対水上艦で戦果を挙げているモデルは、宇海軍とSBUの合同開発。地下造船所で建造している。

 2023にケルチ橋を小破させたのは「Malyuk」という自爆艇で、爆薬850kgをつんでいたという。航続距離700km。エンジンは60時間回る。最高速力は70km/時。

 「MAGURA」という無人艇は爆薬320kg、「Mamai」という無人艇は爆薬450kgを積む。後者は後続性能に特化しており、1000km移動できる。

 ウクライナはUUV(無人潜航艇)もこしらえている。2023年には「Toloka2 TK-150」を就役させた。全長2.5m。

 そのあと、より大型の「Marichka」というUUVも開発した。全長6m×径1m。』