北の国から猫と二人で想う事　livedoor版:露軍が戦場で禁止化学薬含む化学兵器使用と米国も指摘
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米国は2024年5月１日、ロシアがウクライナに対し「戦争の手段」として化学兵器chemical weaponsを使用したと正式に非難し、ロシアの企業や政府機関に包括的な新たな制裁を科した。

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米国は同日の声明で、「ロシアが化学兵器禁止条約（ＣＷＣ）に違反して化学兵器クロロピクリン（chloropicrin）を使用したと断定した」と表明した。

そのうえで、ロシアがＣＷＣに違反して「暴徒鎮圧剤」、すなわち催涙ガスを使用したと付け加えた。

写真は、ハルキウKharkiv近郊で放射線、化学的、生物学的危害を想定した演習を行うウクライナ軍の兵士/Sofiia Gatilova/Reutersと、ロシア製クロロピクリン手榴弾とされる参考写真Russia-made Chloropicrin grenades. [Illustrative photo from open sources.] 写真 左は、首都キーウKyivでの防空壕で演習のウクライナ兵士a lesson in a bomb shelter in Kyiv, Ukraine, Tuesday, June 6, 2023. (AP Photo/Efrem Lukatsky)

クロロピクリンは第１次世界大戦中、化学兵器として広く使用されたが、現在は軍用には認められておらず、米疾病対策センター（ＣＤＣ）によると、主に農業で使用されている。

肺や目、肌を刺激し、数週間続く吐き気や嘔吐（おうと）、下痢を引き起こす場合があるという。

「こうした化学物質Chemical Agentsの使用は単発的な出来事ではなく、ウクライナ軍を強固な陣地から排除して、戦場で戦術的な前進を遂げたいというロシア軍の願望がおそらく主因になっている」とも指摘した。

米国のこの結論はウクライナ軍の証言とも一致する。ウクライナ軍はここ数カ月、前線でガスなどの刺激性物質に遭遇するケースが増えているという。

ウクライナ軍は３月にＳＮＳに投稿した声明で、ロシアが「戦争で禁止されている有毒化学物質を含む催涙ガス兵器」を使用した例を１０００回あまり確認したと説明。

その数は２月だけで２５０回に上ったと明らかにしていた。

ロシアはこれまで化学兵器の使用を否定し、ロシア国営タス通信の１月の報道によると、在オランダのロシア大使館はＸ（旧ツイッター）の公式ページで「国際調査団によって確認されたように、ロシア軍の備蓄に化学兵器は存在しない」とつづった。

ウクライナ軍によれば、クロロピクリンに加えて、ロシア軍はCSガスとCNガスを装填した手榴弾を使用したという。

少なくとも500人のウクライナ兵が有毒物質への曝露で治療を受け、1人が催涙ガスによる窒息死したと発表した。

通常、民間人は抗議活動中に暴動鎮圧ガスから逃れることができるが、ガスマスクなしで塹壕に閉じ込められた兵士は敵の砲火の下で逃げるか、窒息の危険を冒さなければならない。

　参照記事　英文記事　英文記事　過去ブログ：2024年4月ロシアが投降を促す音声機能付き無人機公開と毒ガス使用：映像：ウクライナが使用の ブラッドリー（歩兵戦闘車）Bradleyの25mm機関砲の威力：無人機による露軍燃料トラック攻撃：無人機による露軍BMP歩兵戦闘車：2024/5/3映像戦況報告：ロシア末期症状、丸腰で突撃命令「必要なものは拾え」ネパール傭兵集団脱走：

6a0eb130別なロシアの国連決議違反：

カービーJohn Kirby米大統領補佐官（広報担当）は2024年5月２日、ロシアによる北朝鮮向け石油精製品供給が３月だけで１６万５０００バレルを超えたと明らかにした。

北朝鮮の輸入量は既に年間上限を上回っているとも指摘し、国連安保理決議違反だと批判し、ロシアjihe-1は極東にあるボストチヌイ(ヴォストーチヌイ:Vostochny)港から北朝鮮に石油精製品を輸出。両国の港が地理的に近いことから、「ロシアが無制限に輸出できる恐れがある」と警告した。

国連安保理決議は、北朝鮮による石油精製品の輸入上限を年間５０万バレルと定めている。
　米国務省のミラー報道官は２日の記者会見で、日本や韓国、オーストラリア、英国、欧州連合（ＥＵ）などと連携し、５月中にロシアと北朝鮮に対する追加制裁を実施する方向で検討していると表明した。参照記事　過去ブログ：2023年9月ドンキホーテが3人になった 今世紀最悪の会談：、、、

地図の赤いラインはシベリア鉄道。北朝鮮がロシアへ大量の武器弾薬を秘密裏に輸出しているのは暴露されており、ロシアが支払いを石油製品で行っていると見るとつじつまが合う。　』